私が沖縄産のモズクを知り且つ食べ始めて、はや10数年が経ちました。
平成4年頃のことですが、モズクの加工業者は収穫したモズクを工場に運び、コンクリートミキサーの中にモズクと塩を入れ、かき混ぜこれを本土に出荷していました。
私はこの作業を見ながら、北海道の昆布のように乾燥して出荷する事が出来ないかと考え試行錯誤を繰り返し、熱風乾燥したモズクを本土の企業に送ってみました。
平成11年10月、脳梗塞で倒れ入院し、左半身が麻痺した後遺症のため、モズクの乾燥技術の研究を一時中断しました。
この間にモズクを大型の冷蔵庫に保管しておいたところ、このモズクがきれいに乾燥され、戻して食べてみると味も食感も変らない乾燥モズクが出来ていました。
私が病気(脳梗塞)をした為に弊社独自の冷風乾燥技術が確立され、特許技術を獲得するに至りました。
冒頭に記した「沖縄のモズクを世界の食卓へ」を合言葉に、モズクの生産者と手をたずさえて各種のモズク製品を世に送り出しますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
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