フコイダンとはモズクやワカメ、メカブなどの褐藻類にある「ヌルヌル」に含まれる天然成分の一つです。
海藻は引き潮などで、空気晒され乾燥した時や、岩や潮流などで表面が傷ついた時など、このヌルヌル成分によって表面を保護、治癒しているのです。
褐藻類のヌルヌル成分は、「アルギン酸」や「ラミニン」などの注目される成分が含まれていますが、それらの成分以外に「フコイダン」成分が多く含まれていることが、近年分かってきました。
近年フコイダン成分が注目されのは、いくつか理由があります。
一つは悪性細胞をアポトーシス(管理統制された細胞の自殺)に導く作用があるとされ、ガンなどに一定の効果があると期待されています。
また化学療法による副作用の軽減などの報告もなされています。
その他にもフコイダン研究が進むにつれ、様々な効果の報告がなされ、それに比例し良質なフコイダンを多く含む沖縄産太モズクは、健康成分注目の素材として近年、人気が高まっていきています。
フコースはフコイダンに含まれている成分で、フコイダンに一番多く含まれているので、フコースを分析してフコイダンの量を積算します。
分析試験項目 | 結果 | 検出限界 | 注 | 方法 |
フコース | 24.2g/100g | 1 | 高速液体フロマトグラフ法 |
2002年財団法人日本食品分析センター調べ
注1.酸加水分解し測定した。加水分解条件:72%硫酸、室温で1時間かくはん後、4%硫酸、オートクレープ注(121度)、1時間
収穫したモズクから効率よくフコイダンを抽出するため、弊社では独自の特許技術を駆使して製造しています。
その功績が認められ、沢山の賞を受賞しています。
また特許も取得しております。